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トヨタ九州取締役の馬場貞仁(塊)○六年八月、北九州市内で開かれた「北部九州自動車百万台生産拠点推進会議」の総会。
名称の「百五十万台」への変更を決め、会長の福岡県知事、麻生渡は次の目標をぶち上げた。 「部品の地元調達率を、%に高め、アジア最先端の自動車生産拠点を目指す」帯感が糧になったと言う。
努力は徐々に実った。 九七年には売れ筋のハリアーの生産を開始し、今は六車種まで増えた。
カナダエ場が海外で初めてレクサス車の生産を始めた際は、カナダ人に技術を教える立場になった。 中国・天津工場に応援も出した。
立ち上げ時に約千九百人だった従業員は○六年現在、四千五百人。 九州人で切り盛りする状況は変わっていない。
少子化が進む中、地元での就職にこだわる若者の受け皿ともなっている。 トヨタ九州の生産拡大に呼応し、トヨタ紡織などグループ企業が相次ぎ進出。

ダィハッエ業や日産自動車も含めた九州での自動車生産は、○六年に百万台を突破したブランドの力花に温泉、古墳、そして駆け上がるような自動車。 「市内にあるものを網羅しました」。
稲穂がたれる福岡県宮若市の水田で、O・Kは二○○六年、新調した米焼酎「若造」の紙パッケージを誇らしげに見せた。 若造は無農薬で育てた米が原料。
Oら若手農業者が、新たな特産品として二○○五年に発売した。 宮若市は○五年二月、山あいに隣り合うニつの町が合併して誕生した。
トヨタ自動車九州(トヨタ九州)をはじめ自動車関連メーカーが集中する旧宮田町と、農業と脇田温泉などの観光を基幹産業とする旧若宮町だ。 花き農家の長男で旧若宮町出身のOにとって「出かけたことがない」と縁遠かったトヨタ九州。
合併を象徴するパッケージに、車のデザインを加えたのは「トヨタブランドを地域の活性化に生かせないか」との思いが芽生えているからだ。 トヨタヘの期待は観光面でも熱い。
市内の観光客数が○四年から年間百万人の大台を割り込む中、トヨタ九州の工場見学者は年間約五万人と安定的に推移している。 学校の修学旅行コースに組み込まれ、中国や韓国など海外からの訪問者も増えてきた。
それが市長の有吉哲信(帥)に言わせると「九州自動車道のインターチェンジを下りて工場へ直行。

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